白か黒か、善か悪か、良いか悪いか、正解か不正解か。

物事を二者択一式で考えると、答えがシンプルなので決めたときの気分は爽快です。だけど、現実の悩みは二者択一では解決が難しいことがほとんどです。

ダイエットする時に、3ヶ月で10キロ痩せようと目標を立てたけれど、結局4キロしかやせられなかったとします。

これを成功か失敗かのいずれかで結論づけようと思うと、普通なら「失敗」と考えてしまいがちです。目標の半分以下しか痩せられなかったからです。

しかし、ゼロから始まって4キロ痩せたなら、4キロ分は立派な成功です。

6キロ及ばなかった点は失敗なんですけど、これを「失敗だ」と割り切ってしまうと4キロ分がんばって成果を出したことを忘れがちです。すべて失敗した(1キロも痩せられなかった)と思いがちです。

だけど、この4キロの成功をちゃんと褒められるかがとても大切です。ここで4キロを褒めることが次にがんばろうという気持ちを起こさせるし、なによりも「失敗”ばっかりだ”」と思うよりストレスが少ないです。

夫婦喧嘩を考えると、お互いに「あいつがわるい」「あの人のせいだ」とどちらかが悪いと割り切ろうとするといつまでたっても平行線です。

でも、「喧嘩両成敗」という言葉があるように、「あの人はここが悪い。私はここが悪かった。割合は85:15だけど(^_^;」というように「程度」で悪かったところを考えると少し相手を許せます。

このように、1か100かではなく、45とか60、88というように「程度」で考えることはとても大切です。