包丁を研ぐと静かな気持ちになる
ストレスを発散する方法(2007.04.07)
頭の中が混乱していたり、イライラして気持ちが晴れないときにはなぜか包丁を研ぎたくなります。
包丁を研ぐことは、主婦にとっては家事の一つ。そう、家事。。。主婦にとってのストレスの源である家事の一つです。
トマトの表面を刃がすべるようになったら、包丁の研ぎ時といわれます。でも忙しいなかでわざわざ砥石で包丁を研ぐなんて、家事を増やすだけ、のように思えます。
私自身、「包丁が切れにくくなっている。研がなきゃ!」と思ったときは、まさに包丁を研ぐことはストレス!しなきゃいけない⇒してない⇒しなきゃいけない⇒していない、の悪循環に陥りそうなときもあります。まさに家事ストレス(笑。砥石にこだわらずにシャープナーを使ったら?という声が聞こえます。
ところが、不思議なことに料理をしているときに、包丁に目がとまり、ふと、
「包丁、研ぎたいなぁ」
という気持ちがわいてくるときがあります。この、「~したいなぁ」というのがポイント。「~したいなぁ」という気持ちがあるときは、包丁を研ぐことがすごくストレス発散になります。
包丁を研ぐ作業は、包丁を砥石の上で滑らせるだけの単純な作業です(難しいけれど)。ですが、この単純な作業がポイント。複雑な作業がないから、とても集中できるんです。
包丁を介して指に伝わってくる感覚へと集中が高まり、気がつくと何も考えずに一生懸命包丁を研いでいる自分がいます。水と石と鋼と指先の感覚。それ以上でも以下でもない状態。
作業を終えるとモヤモヤしたものがどこかに消え、一仕事終えた充実感だけが心に満ちています。
これがまさにストレス発散!
ちょっとマニアックな方法すぎますか?(笑
*** 参考までに、、、 ***
砥石を買った場所: ホームセンター
砥石の種類: キング デラックスストーン
砥石の粒度: #1000(できれば1000より数字の大きいものを)
価格: 1、350円
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