その先を見る
ストレスをためにくいものの見方(2006.05.26)
目標を達成するとき、苦しければ苦しいほど、本来の夢を忘れて今の行動に捉われがち。夢を思いだして心を軽くして、困難に取り組む方が目標に近づきやすいと思うのですが。。。
自分を咎(とが)めず、夢にひたる
例えば「タバコをやめる」「無駄遣いをやめる」という目標を立てたばかりのに、 「タバコが吸いたい」「この雑貨がかわいくて買いたい」と思ったとします。 次にあなたが思うことは何ですか?
馬鹿正直な私だったらきっと、「吸わないと決めたから、吸っちゃ駄目だ」「無駄遣いをやめると決めたから、買っちゃ駄目だ」 と思います。だけど人間って、往々にして禁止されればやりたくなるものだから、 この思考パターンは実はストレスがたまる思考パターンなんです。
こういう場合は、まず「どうして『タバコをやめる』ことにしたのか」 「どうして『無駄遣いをやめる』ことにしたのか」を考えます。
「妊娠したので、健康な赤ちゃんを産むため」「マイホームがほしいと思ったから」等等。
そして、「タバコが吸いたい」「この雑貨がかわいくて買いたい」と思った時に 「私は、健康な赤ちゃんを産むんだ♪」「私はマイホームを買うんだ♪」と思うようにします。 楽しいことを思っていると、同じ我慢するにしても、ストレスのレベルはグッと低くなるからです。
もっと深く自分を見つめる
それと同時に、「(やめるって決めたのに)どうしてタバコを吸いたいんだろう?」 「(やめるって決めたのに)どうして不要なこの雑貨を買いたいと思うんだろう?」と 根本的な問題を見つける癖をつけましょう。
やめようと決めたことは、ほとんどの場合自分に有害であったり不要なもののはずです。 そして、「有害なもの」「不要なもの」を欲してしまう時は、その先に何か見えていない問題があるものです。 思い切ってそこを見るようにしましょう。きっとあなたの心はその問題に気づいてくれることを待っています。
「やめなきゃいかん」とプレッシャーばかりかけずに、自分の心の声に耳を傾けてみましょう。 目の前の目標のその先を見ることで、ストレスがたまりにくくなるだけではなく、ストレスの原因も無くなり、 一石二鳥だから♪
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